Barolo DOCG Sarmassa
バローロ・サルマッサ

呼称 ネッビオーロ 100%

種別  


サルマッサはかなりの傾斜のある丘の斜面にある南東向きの畑である。ここは地学的にトルトニア期に属するエリアだが、おそらくは長年のうちに傾斜の大きさによって大規模な浸食が惹き起こされたために、土壌は石灰質で大変目が詰んでいる。事実、組成は主に粘性土と泥土からなり、大変大きな割合で石が含まれている。粘性土と共に石の含有率が高い場合、ネッビオーロ種は生育を抑制され、植え付けられた株は気候の変動に敏感に反応する傾向を高めるが、このことがブドウの房の完熟のために有利となる。畑はバローロ町域区分図9ページの図面104、149、157、303に対応している。

栽培

垣根仕立て(ギヨー方式)、4000株/Ha
ヘクタール当たりの収量:3600リットル
収穫時期:サルマッサはブドウの熟するのが遅いクリュであるため、概して収穫が最後に行われる畑のひとつであり、例年は10月後半となる。ブドウは手摘みで収穫され、直ちに醸造所に運ばれたブドウは、除梗とデリケートな搾汁を経て、28~30°Cに温度調節されたステンレス槽内で発酵させられる。

収穫

10日間の浸潤期間中には、モストの果皮に含まれる全ての微少成分との接触と色素のデリケートな抽出を可能とするべく、垂直方向の撹拌が反復される。果皮の除去は糖分の全てがアルコールに変化した後に行われる。

醸造

熟成:
内部表面の樹脂コーティングと、特注でコルクによる断熱が施されたセメント槽にモストが移されると、その温度は第一次発酵後、長期にわたって22°Cに保たれ、続く2ヶ月間にマロラクティック発酵が自然に開始・終了する。このワインは約2年間木樽を用いて熟成されるが、木樽の一部は容量225リットルのミディアムローストのフランス製オークのバリックであり、残りは容量3000ならびに3500リットルのスラヴォニア製オークの大樽である。ワインは発売前の12カ月間にボトルでの熟成期間を完了する。バローロ・サルマッサは収穫から8年で成熟に達し、最高の成熟度が保たれる期間は収穫後8年から30年の間である。つまり、これは大変どっしりとしたストラクチャと色合い、タンニンを具えた長命なワインである。

感覚的特徴

濃いガーネット系の赤色。くっきりとしたイヌバラ、バニラ、リコリスとスパイスのノートを伴う濃厚な香りに、微かな松ヤニとタバコのニュアンスが漂う。豊満で上品な味わいを持ち、そのしっかりとしてタンニンの際立つボディのうちにも、再び香りから受けた感覚が認められる。スパイシーさと木を思わせるノートが完全に溶け合って心地良い。

お食事とのコンビネーション

ストラクチャの大変しっかりしたワインで、赤身肉、ワイン煮込類、ジビエ料理類などのメインディッシュによく合う。各種チーズやランゲ地方の料理全般の絶好のお伴である。

サービス時の適温 18° C


アルコール度数  14,50%


ボトル 


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